詩人:咲耶 | [投票][編集] |
明けない朝は無えし
止まない雨は無え。
前を見ろ。
喩え、
絶望と背中合わせでも
俺は護られてる。
信じるのは自分。
今居る路が、喩え最適な選択では無かったとしても。
後悔はしねえ。
一番大事な気持ちは此処にあるから。
誰にも譲れねえ。
俺だけが
抱えていける。
誰も奪えねえ。
掴めるのは、俺だけだ。
さあ、
行こうか。
其の手を取って。
闇の中でも、安心して眠れる様に。
諦めたらダメだ。
だって、
俺は生きてる。
負けんな、俺。
詩人:咲耶 | [投票][編集] |
唇の熱
蠢く舌
柔らかく、滑らかに
零れる吐息
溢れる銀の滴
肌を伝って
僅かでも逃したくなくて少しの隙間すら
離れるのが惜しくて
その黒く艶やかな髪に
指を絡めて引き寄せる
もっと、頂戴?
詩人:咲耶 | [投票][編集] |
二人で居る事が
当たり前で、
けど、
当たり前の事だけど、
何時も共に居られる幸せを
常に噛み締めよう。
お前が居て、俺が居て
何時も二人の常の日々を
互いに触れ合える喜びを
何時か肉体が消えて
魂だけになっても、
今のささやかで、
だけど
満ち足りた日常を、
未来永劫
終わらせはしない。
決まりきった日常も
お前が居るから色がつく
明日は
どんな色になるだろう。
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