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カィの部屋


[205] 桜の日の思い出
詩人:カィ [投票][得票][編集]

小さな公園にある
一本の桜の木の下で
泣いている君に
笑顔で声をかける


“大丈夫?”って
声に顔をあげる
差し出されるハンカチに
視線はうつろ
スローモーションで散りゆく花びら


これから先も
ずっと隣にいることを
少し肌寒い夜の
桜の木に誓い
眠ってしまった君に
笑顔で声をかける


“大丈夫?”って
声に顔をあげる
差し出される手に眠っていたんだと気づく
スローモーションで散りゆく花びら


今でもまだ思い出す
桜の木の下で君(あなた)が
見せた笑顔を…



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2009/04/02 (Thu)

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