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柚樹の部屋


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詩人:柚樹 [投票][編集]


うっかり落とした左手首
忘れた悲恋の歌は切なく
春に訪れる狂気が見るは
流れた胸の傷跡





土中古びた木の棺桶の中
白い骨に絡む根の遥か上
美しい花弁の色が写すは
身体を駆ける桜色。

2005/03/16 (Wed)

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