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柚樹の部屋


[49] 月と甘い、涙
詩人:柚樹 [投票][編集]


一時間かけても英語の宿題が解けない

立ち上がると膝が微かにカタカタと嗤った

上手く握力が入らず携帯を床に落とす

ああ この感じは知ってる

あの人のときもそうだった

限り無く胸の中に広がる黒い海のようなモノ

月を見つめると只

甘い記憶と辛い涙が身を染めた。


2005/03/26 (Sat)

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