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柚樹の部屋


[69] 熟れた果実
詩人:柚樹 [投票][編集]

何度泣いたってまた懲りずに君は
小さくなることとか考えずに
そのまま
そのまま
その想いを武器にして
あの人を奪った現実に一人
立ち向かって行くんだね
例えば熟れた果実が君をたしなめても
青い果実が君を望んでも

その優しい涙を静かにこぼして、一人
また走り出すのだろう。

2005/07/06 (Wed)

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