詩人:小さな貝がら | [投票][編集] |
四季を一周して
貴方と出会った春が来た
寒い冬の間に
凍てついた
心の氷が融けるよに
貴方の優しさが
温かかった
貴方と交わす
言葉の一つ一つが
嬉しかった
また出来ますか?
桜の話
また作れますか?
桜の詩
小鳥の声奏でる中
会えますか? 貴方と
桜の花のように
あっという間に
散り行く想い
もう話せない貴方に
伝えたい言葉
ありがとう
そして
元気で
そして
幸せに
By 小さな貝がら
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私のこの想い
君の街まで届きますか?
もし届くなら
君の声が聞きたいよ...
君の優しい声が
もう一度聞きたいよ
どんなに離れていても
話さなくても
君の事
忘れた事なんてないよ
君を想い綴る詩(うた)は
ただ願いを込めて
言の葉を散らす
君に届くように
春の風に乗り
暖かい優しさと共に
ただ祈るように紡ぐ
君の声が聞きたいよ
もう一度あの日のように
語りたいよ...
By 小さな貝がら
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君が一生懸命
歩いた道も
もうすぐお別れ
雨の日も雪の日も
慣れない傘さして
二つの小さな手で
重そうに
疲れておんぶしてと
靴が汚れたと
タダこねていた
赤ちゃんみたいな
君が今は
おっきく見えるよ
人より出来る事が
少なかった君が
この学び舎で
友と共に歩み
先生と頑張ったよね
ママは君の頑張り
ずっと見ていたよ
コケた時の
手助けしか
出来ないけど
母として
君を見守るよ
これからも
もっともっと
おっきくなれ
君なら出来るよ
ゆっくりでいいから
歩もうよ また
桜並木を手を繋いで
By 小さな貝がら
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暖かい
小春日和の縁側で
君と二人見る夢は
淡い
ピンクの色をした
とても柔らかい
夢でした
満開の桜の木の下を
君と二人手を繋いで
鳥の鳴き声
聞きながら
ゆっくりゆっくり
歩いたよ
夕暮れ
肌寒くなっても
君の手
冷たくならないよう
いいや
僕も寂しく
ならないよう
君の手を
握り続けたんだ
淡い淡い
夢の中だけどさ
幸せだったんだよ
君と手繋いだこと
君と歩いたこと
By 小さな貝がら
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1998年2月28日
誘発剤を使い
分娩台に
乗ってからも
戻してた私
初めての痛みに
苦しみ 耐え
家族の支えの中
君は生まれた
さっきまでの
お腹の膨らみに
一抹の寂しさをも
感じたり
精一杯泣く
我が子の重さに
虹色の幸せを感じたり
君が生まれた日
お母さんと
呼ばれた日
あれから早いもので
君は10才
春から5年生
弟の小さい手引いて
優しく学校に
連れて行っておくれ
誕生日おめでとう
日曜に皆で祝おうね
By 小さな貝がら
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吹っ飛ばせ 吹っ飛ばせ
吹っ飛ばせ
この寒さも
この嵐も
この雪も
吹っ飛ばせ 吹っ飛ばせ
吹っ飛ばせ
寂しさも
悲しみも
辛さも
ボールみたいに
吹っ飛ばせ
どんな事にも
負けない強さを
身につけようぜ
せっかくの人生なのに
しょげてばかりじゃ
つまんないよ
だから笑おうよ
手を繋いで
一緒に吹っ飛ばそう
吹っ飛ばせ 吹っ飛ばせ
吹っ飛ばせ
一緒に蹴ろうぜ
吹っ飛ばせ 吹っ飛ばせ
吹っ飛ばせ
力を合わせて
きっと一人では
出来なくても
二人でやれば
出来ると思うから
そーれ
吹っ飛ばそ 吹っ飛ばそ
吹っ飛ばそ
ボールのように
吹っ飛ばそ 吹っ飛ばそ
吹っ飛ばそ
一緒に行くよ
せーの
キック!!
By 小さな貝がら
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欲しいのは
心にそっと
寄り添ってくれる
貴方の優しい温もりです
私もそっと
寄り添います
今までも
これからも
愛しています
貴方へ...
By 小さな貝がら
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"ぼくってちから
つよいねんで"
言う事
でっかいねんけど
腕細いしー
なのに腕放り出して
力こぶ作る仕草する
"こんなにおなか
でっかくなった"って
言うけど
身体細いしー
寒くてもわざわざ
裸になり
私に見せる君
なんかあったら
"なんでやねん"って
頭はたかれて
なんか言われたら
"そんなのかんけいねぇ"
って振りつけて言う君
やんちゃ星人
ぼくレンジャー
今日も悪さ100倍で
家はだんだん
ボロボロに(泣)
だけどやっぱり
元気が一番
やんちゃ星人
ぼくレンジャー
今日もはちゃめちゃ
Go Go Go!!!
By 小さな貝がら
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人はこの世に
生まれて来た限り
無駄な命と呼ばれる物は
一つも無い
授けられたその日から
大切な大切な
存在だ
障害があろうが
勉強が出来ないだろうが
無駄な命と呼ばれる物は
一つも無い
皆大切な命
皆大切な存在
あなたがいて
君がいて
だから空は青いんだ
だから雨降る日も
あるんだ
だから
命閉じ行く日まで
無駄な命と呼ばれる物は
一つも無い
私たちが存在する
意味が有る
By 小さな貝がら