ホーム > 詩人の部屋 > 小さな貝がらの部屋 > ただ ただ 離さないで

小さな貝がらの部屋


[184] ただ ただ 離さないで
詩人:小さな貝がら [投票][得票][編集]

心の声を
聞いて欲しかった
心の傷を
撫でて欲しかった

あの時の心地よい
温かさの中で
ずっといたかった
時が
止まって欲しかった

無情にも過ぎて行く
時間
離れて行く

全てが憎くて
気が狂いそうになる

求めても求めても
まだ貴方が欲しくて
抱きしめても
抱きしめても
まだ抱きしめたくて

何故こんなにも
温かいの?
何故こんなにも
涙溢れるの?

麻薬に溺れるよう
貴方に溺れてく自分

もっと聞いて
もっと撫でて
狂いイカれるまで
離さないで

By 小さな貝がら

2007/10/13 (Sat)

前頁] [小さな貝がらの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -