ホーム > 詩人の部屋 > 小さな貝がらの部屋 > 別れの春 出会いの春

小さな貝がらの部屋


[273] 別れの春 出会いの春
詩人:小さな貝がら [投票][得票][編集]

君が一生懸命
歩いた道も
もうすぐお別れ

雨の日も雪の日も
慣れない傘さして
二つの小さな手で
重そうに

疲れておんぶしてと
靴が汚れたと
タダこねていた
赤ちゃんみたいな
君が今は
おっきく見えるよ

人より出来る事が
少なかった君が

この学び舎で
友と共に歩み
先生と頑張ったよね

ママは君の頑張り
ずっと見ていたよ

コケた時の
手助けしか
出来ないけど

母として
君を見守るよ

これからも
もっともっと
おっきくなれ

君なら出来るよ
ゆっくりでいいから
歩もうよ また
桜並木を手を繋いで

By 小さな貝がら

2008/03/07 (Fri)

前頁] [小さな貝がらの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -