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小さな貝がらの部屋


[506] 絆結んで
詩人:小さな貝がら [投票][編集]

もう
呼んで貰えると
思わなかった私の名

ふと来た君のメール
心温かくなった

さよならされる
予感感じてたから
涙は出なかったけど
日々辛かった

空白になった心が
鳴らない携帯も
冷たく無機質に感じた

鳴れば携帯から
開いた指先から
心に伝わる温かさ
それに癒されてた

君がいたらいつも
私は笑えた幸せだった
恋をする事は辛かった
でも想える人に
出逢えた事が
嬉しかった

好きになる事により
苦しさを背負ったけど
いつかその荷物の半分
君が持ってくれる
ただそう信じた

君が呼ぶ私の名
もう聞けないと
思っていたから
私はただ嬉しかった

もう失いたくない
君が好きで
君が大切だから
繋いだ手
離したくないんだ

ずっと繋いでいて

ずっと繋いでいよ

二人でね 離れないよう
小指に愛と云う名の
糸より強い絆結んで

By 音無詞 詩

2010/02/10 (Wed)

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