詩人:小さな貝がら | [投票][得票][編集] |
あなたと沢山の手紙を
交わした後に
初めてあなたの声
聞いてみたくなった
どこか気になってたから
あなたの声聞いてから
また話したくて
でも甘えていいのかとか
そんなこと
言っていいのかとか
一人悩んでた
いつの間にか
私の心には
あなたがいたの
少しあなたを知ると
また違う欲望が湧いてきて
それを抑えるなんて
出来なかった
会いたいと思うようになり
会うようになれば
触れてみたいと
思うようになり
触れてくれたら
触れてくれたで
次もその次もと
求めてしまう
kissだけでなく
心まで温めて欲しくなる
して って言えなくて
離したくないのは
好きだからなのに
離れたくないからなのに
伝わらないもどかしさ
冷たくされる悲しさ
私はただ
気が狂いそうだった
恋人ではないの?
欲しがったらダメなの?
自問自答の毎日
答えは出ない
ただ苦しかった
ただ触って欲しかった
ただ触れて欲しかった
ただあなたの優しさ
あなたの温もりが
欲しかった
By 音無詞 詩
☆2014年12月作☆