詩人:CANI | [投票][編集] |
自転車の帰り道
少し寒くなった空
暖かな居場所が
恋しくなってくる
まだ雪が降らない頃
空を仰いては
にくい顔をしてまた
車輪を漕いでいた
久しぶりといえば
それまでの日々が
すべて肯定できると
どっかで思っていた
★六角の幸せが
一つずつ帰ってゆくけど
また来年の12月
空から光にのって
僕等に夢を見せて
名前を呼ぶ度
少し寂しくなる
変わらない笑顔
また恋しくなってくる
また会えると思えば
その時までの日々が
楽しみになれる
そう感じたい
ひと時の幸せだって
天から言われても
忘れようとは思わない
★繰り返し
また夢を見せて