ホーム > 詩人の部屋 > 拓の部屋 > 投稿順表示

拓の部屋  〜 投稿順表示 〜


[21] つまんない奴
詩人: [投票][編集]


あなたと出会ったあの頃
僕はどんな姿だったろう
あなたはどこを見ていたのだろう


あれから何年もの間
僕の隣には違う人が
でもその後ろにいつも
あなたがいてくれた
彼女が…
消えた日も
後を追わずにいるのは
あなたがいてくれるから
ふらふらしっぱなしの僕に
いつも着いて来てくれるから

でもあなたが今日も誉めるのは僕の顔だけ

あなたと出会ったあの頃
僕はどんな姿だったろう
あなたはどこを見ていたのだろう

僕が違う体になったら
あなたは離れていってしまうだろうか…

2004/07/02 (Fri)

[22] 
詩人: [投票][編集]


生きるのは大変

とても疲れる

何をする 気にもなれない

何かしても否定されるし

したいことに自信もない

これから先…

言葉にするのもつらい

未来、考えると悲しい

怖くてとても不安


終ってほしい

今すぐ

なくなればいいのに



死にたい

2004/07/03 (Sat)

[23] 愛しいひと
詩人: [投票][編集]

あなたの思い

鈍感な僕

気付けない

今になって…

もう遅い

僕が切ってしまった

意図

最後の口付け

あの曲がり角で

水色とピンクの空

あなたの気持ち

分からなかった

鈍感な僕

そばにいた時間が

あなたの笑顔が

消える

止められない

また傷付けてる

あなたのおなかの上

最後の…

2004/07/03 (Sat)

[24] 酷い夢
詩人: [投票][編集]


会いたい
何を失っても構わない
あなたを失ったことより
つらいことなんかない
今日もひとりぼっちの部屋で
あなたを待つ
来るはずない
わかってるのに
帰り道にあなたに赤いゼリーを買って行ってしまう
渡せない
わかってるのに
朝、またあなたの家の方向の電車に乗ってる
気付いて引き返す
もういない
わかってるのに
道の向こうからあなたが歩いてくるかもしれないと
ぼーっと
歩き続けてしまう
わかってるよ
悪い夢だ
どっかにいるんだよね
僕が悪い

どこにいるの?

2004/07/06 (Tue)

[25] 夢に消える
詩人: [投票][編集]


いつもそう、
あなたはいつも
夢の中だって
優しい瞳で
やわらかい空気に包まれて
そこにいる

全て忘れ
心 失うほど


愛する僕の
最後の恋人

永遠に

あなただけを

2004/07/07 (Wed)

[26] 白い壁
詩人: [投票][編集]


雨が戸を叩く
呼んでる声がする
「早く死ねよ」
頭を回って
苛々する
震える手を握って
耐えて
いつまでこんなことしなきゃ
なんないんだよ
あいつの言う“良い現実”に
戻ったら俺は
我慢できない
なんのために
そんなこと…
迷惑ならすぐに
消えてあげよう
俺もその方が楽だ
消えてほしいんだろ

2004/07/07 (Wed)

[27] NEVER SAVE HELP ME
詩人: [投票][編集]


一人にして

独りにしないで

僕は本当に出来損ないだなぁ…

殺したい

死にたくない

怖い…

誰か助けて…

中途半端に引き上げないでくれ

死ねって言って

背中を押して

あと1cm…

魂を焼いてくれ

もう2度と

見たくない

何も

あなたに会いたい
大好きなあなたに

なけなしの勇気で裂いたのに

怖いのに

あと1cm…

この逃げ道は矛盾

たぶん矛盾

どうでもいいことだけど

これで終れるなら…

2004/07/07 (Wed)

[28] 名前
詩人: [投票][編集]


あなたの名前をみつけた
違う人なのはわかってる
でも
懐かしい
綺麗な名前
大好きな
最後の恋人
あなたの名前を
でかい声で
叫びたくなる
人混みの中で
あなたには
届かないだろう

どうか僕を許して…

かえってきて…

買い物なら僕が行くから
お弁当の包みも僕がやるから
もう困らせないから
帰りはいつも一緒に帰ろう
もう照れたりしないよ
朝は迎えに行くから
かえってきて…

神様お願い
彼女を返して

2004/07/08 (Thu)

[29] 不幸自慢
詩人: [投票][編集]


あの人達より恵まれてるってことに気付きなさいよ

僕は自分が不幸だなんて
思ったことはないよ

痛いことも
苦しいことも
あるけどね

君にもあるでしょう?

あの人もそうだろうでも

あの人はあの人
僕は僕


誰も恵まれていないし
不幸ではないんだよ

人間は柔らかいから
弱く見えて強いから
泣いて泣いて
うつむいた下で笑えるよ
幸せは君の
頭の中に

嫌になったら
やめればいい
人間に許された奇行
うつむいた下で笑えるよ
幸せは君の
頭の中に

2004/07/10 (Sat)

[30] くる
詩人: [投票][編集]


左眼にビデオの終りの砂嵐が 見える右は
いつもの部屋黒い ライトスタンド
振り落とすよおに頭 を半秒、毎にぴかっ
ぴかっ
赤いランプが回った また回ってる
段ボールのつつみをあ けるみたいに
ママが包丁を 引く
右はいつもの白いベッド
前から見 れば刃は小さいそれが怖い
そうだ、僕が悪い
わかってるよ
逃げた先で幕が下りる
後ろでママが叫んでる高い声 で
引く 消えない痕を残す
くらい するっと引いた怖い顔
怖い眼…
左手が汚れてるきたない
とてもきたない
ママが手を 引いた声出す暇もな かった
人は怖い
殺されるから
痛いから
嫌いみんなきらい
怖い

2004/07/12 (Mon)
48件中 (21-30) [ 1 2 3 4 5
- 詩人の部屋 -