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拓の部屋


[45] ひとりきりで
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手を繋いでいてくれる人はもういない
誰かのために
できれば君のために
生きていたかった
随分長い間
ひとりきりだから
とても寂しくなってきた
この真っ白な壁も天井も
目があうから怖くて眠れない
きっと誰も僕を覚えていない
季節が変わって消えていくんだ

なんでここにいるんだろう?

また同じ明日を
その次を
なんのために繰り返すんだろう
空っぽの手で歩いてかなきゃならないのかなぁ
いっそ引っこ抜いて
終りにしてしまおうか

2004/08/27 (Fri)

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