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奏の部屋


[107] ちっぽけ
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僕はちっぽけで
苦しんでいる君に何も出来やしないし、悲しんでいる君を笑わせる事すら出来ない。
ただ、心を痛める君を
見ているだけ、眺めているだけ

いつか君が元気になったとき
僕は「心配した」としか言えない
君は信じてくれるだろうか
僕の心に渦巻いているこの感情
ただの偽善ではない、
この心配と信頼に。

君が分からなくても
僕は心から君を想っている
だからどうか
抱えこまないで
無理に笑わないで
一人で背負わないで

ちっぽけな僕には、
何も出来ないから……。

2006/10/18 (Wed)

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