僕はちっぽけで苦しんでいる君に何も出来やしないし、悲しんでいる君を笑わせる事すら出来ない。ただ、心を痛める君を見ているだけ、眺めているだけいつか君が元気になったとき僕は「心配した」としか言えない君は信じてくれるだろうか僕の心に渦巻いているこの感情ただの偽善ではない、この心配と信頼に。君が分からなくても僕は心から君を想っているだからどうか抱えこまないで無理に笑わないで一人で背負わないでちっぽけな僕には、何も出来ないから……。
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