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奏の部屋


[137] 好きなのに
詩人: [投票][編集]

記憶にあるのは君たちの笑顔
頭に浮かぶのは君たちの嘲笑

君たちに言われた事の無い言葉が
脳でやけにリアルに再生される
それは痛くて 悲しくて
切なくて 寂しい

笑顔を見る度に
嘲笑に変換される
嫌な能力
大好きな声が
僕をけなす
一番好きな声が
僕を縛る
最悪な脳内

笑い声が僕を嘲笑う
冷淡な声が僕を突き刺す
好きなモノに嫌われるのは、怖い
だから遠ざける
好きになればなるほど



また声が遠くなった





2007/01/22 (Mon)

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