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奏の部屋


[267] 空白
詩人: [投票][編集]

心の隙間を
忙しさで潰して
くだらない笑いを
楽しいと思い込んで
何から逃げて
何のために生きてるのか
それさえ忘れてしまった

馬鹿笑いから作り笑いになり
あんなに泣いていたのに泣けなくなる
これが大人になるってことなのだとしたら
寂しすぎやしないだろうか

感情の高ぶりを詩に書きつづり
その時の気持ちを文に留めることをしなくなり
携帯の変換の最初に「奏」と言う文字が出なくなった
それがこんなに寂しいなんて
思ってもみなかったんだ。

2008/05/20 (Tue)

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