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奏の部屋


[286] 純情
詩人: [投票][編集]

「君に恋人が居たって、君のことが好きだよ」
そう言いながら
笑ったお前の横顔

「だから友達で居よう」
そう言いながら
開き直ったその横顔

その眩しさが
その優しさが
俺には苦しくて

お前が好きになった
俺の優しさなんて
お前に比べたら
微々たるものなんだよ

今はただ
純粋なお前を見て
一人ため息をつく俺

2009/07/13 (Mon)

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