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奏の部屋


[293] 無題
詩人: [投票][編集]

生きていくのに
自ら首を絞めて
苦しんでる少女を見た

回りから愛されてて
大事にされているのに
それに気付かないで
「寂しい」と言う

少しでも前を向けば
皆が待っているのに
下ばかりを見つめて
「死にたい」と言う

寂しいのが怖くて
存在を必要として
身体を求める少女を見た

ただぬくもりが欲しかった
16歳の少女の末路
俺はそいつを見て
一つ悲しみを覚えた

2009/09/06 (Sun)

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