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奏の部屋


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「大丈夫」の裏側で
「苦しいよ」と泣いている
君の声が聞こえたんだ
隠されるほどもっと大きく
君の声は泣いていた

無理しなくていいんだよ
本当は泣いても良いんだ
泣くことは恥じゃない
だから君の声を
その口から聞かせてよ

力にはなれなくても
話を聞くことぐらいなら
こんな僕にも出来るから
一人だなんて思わないでさ
笑うのに疲れた時には
背負うのなんて止めて
こっちに来て良いんだよ

君の力になれるなら
僕の命を捨てるのさえ本望

2009/09/17 (Thu)

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