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ナナエの部屋


[25] 異空間
詩人:ナナエ [投票][編集]

遅く起きた平日の朝

太陽が高くなった空の下
人もまばらな電車に揺られ

お気に入りの曲を聞きながら
心地よい暖かさでそっと目を閉じる


カタンカタン
ゴトンゴトン


田んぼの真ん中を走る田舎列車

不意に目を開けると
目の前には朝とは違う穏やかな景色
焦る理由なんて全くなくて

だってここは
日常の中の非日常

時がゆっくり流れてくような
不思議な空間

2013/01/05 (Sat)

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