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ナナエの部屋


[36] 空想の事実
詩人:ナナエ [投票][編集]

自分だけの思い出が
自分だけの思い出じゃなかったとき

とてつもない感動が吹きぬけた

彼女は僕をを覚えてた

永遠に幻になった日々が
彼女の中に存在していて

僕が夢見たその日々は
空想でしかないと思ってたことが
意外だってさ

あの頃と変わらずに話すことで

僕の心のあの時に
一緒に共有した懐かしい思い出に
お互い笑ったその過去に

またひとつ価値が生まれた

自分だけの思い出が
自分だけの思い出じゃなかったとき

それはつまり喜びだよね

2013/01/05 (Sat)

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