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蒼野 彼方の部屋


[1] 君へ。
詩人:蒼野 彼方 [投票][編集]

君の奏でる旋律があまりに綺麗過ぎて
思わず涙が出そうになったんだ
君の奏でる音があまりに素敵過ぎて
心がぎゅっとなったんだ

この気持ちは何?
そう自分に聞いてみる
答はわからないけど
きっと素敵過ぎるからいけないんだよ
綺麗過ぎるからいけないんだよ
そう言い訳してみる

音の海の中で
泳いでるような気がするんだ
つい酔ってしまう
そんな旋律なんだ

懐かしいのかもしれない
何だかよく分からないけど
とっても懐かしい感じのする
そんな音

きっと君が素敵過ぎるから
君の音も素敵なんだよね
君の心が綺麗過ぎるから
君の旋律も綺麗なんだよね

そう言って
自分の感情をごまかして
影でこっそり涙を流していた


好きな物は好きなんだから
仕方ないじゃない
ねえ?

2004/05/23 (Sun)

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