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馨子の部屋


[29] 私が私であるために
詩人:馨子 [投票][編集]

私がボロボロになった時

彼は肩を切るように平然と歩いて行った

私と目が合っても

何でもないように無視して

三年半という歳月は

簡単に崩れ落ちていくものなの?

私より可愛くなかった隣の女

背が低い女は嫌だ

服装が大人っぼくなきゃ嫌だ

街中を手を繋いで歩くのは嫌だ

全く私に話したことと真逆じゃない

三年半もの間私は騙されていたの?

嫌いにならなきゃいけないのに

あんな裏切りないのに

私の心は彼しかもう見れなくて

毎日思い出しては泣いてばかり

次に進めなくしたのはしゅんちゃんだよ

こんなに好きにさせたのもしゅんちゃんだよ

しゅんちゃんがいなきゃ

私は私になれないんだよ

2010/12/06 (Mon)

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