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花蓮の部屋


[47] 分からない
詩人:花蓮 [投票][得票][編集]

なにもかもが分かんない。
だからいつも泣いてる。
兄にいつも励まされ、
本当の兄だったらいいのにと
贅沢なわがままを言ってみる。
そんな自分がむなしくて
悲しくてまた涙がこぼれる。
原因なんて分からない。
何で生きてるかなんて分からない。
怖いよ。
目の前の凶器を見つめ
手に取ってみる。
でも弱虫な私は、
凶器を置く。
そして思いっきりまた泣く。
腫れた目を見られたくないから
よく洗って無理やり涙を止める。
そうしてまた分からないだらけの朝が来る。

2007/03/24 (Sat)

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