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花蓮の部屋


[82] 流れ行く時を見つめて…
詩人:花蓮 [投票][編集]

三年間ありがとう。

そう学校に頭を下げた。

いつも通り教室から

いつもの友達と下に下りて

「バィバィ」

といって別れた

なんかいたって普通で

また明日オハヨウって言うつもりになっちゃった。

いっつもきずけば

時が過ぎてる…

だから卒業式の間は

ゆっくりと時を見つめた。

なぜか時間が早くて

皆泣いてて

なのに

私は泣かなかった。

悲しくないわけがない。

何度も泣きそうになった。

でも自然と涙はでなくて…

きっと別れを認めたくなかったのかもしれない。

いや。

また会えるからと信じてたのかもしれない。

でもこの三年間。

たのしかった。

それは本当だから

ありがとう。

立ち止まったら

後ろを振り返って

思い出すよ。

あの日のことを。

そして見つめなおすよ

流れ行く時を…

2007/03/14 (Wed)

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