詩人:一希 | [投票][編集] |
綴られる文字の中でしか
生きられないあなた
夢と現実の境界線で
彷徨い続けるわたし
全てが現実味を持たない
ツクリモノの世界では
あなたの瞳は
モノクロームのガラス玉だったね
だけど
わたしの夢には色がない
だから
気付かなかったんだ
あなたの瞳に
光が射していない事
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気が付くといつも
君を探していた
君と出会った
あの日からずっと
それから君は
いつも隣に居てくれた
もう君を
独りにさせないと誓った
なのに僕はー
約束を守れなくて
傍に居られなくて
君は…
まだ泣いている?
君の声を思い出すと
悲しくて
逢いたくて
何度もー
この声はもう
君に届かないけど
せめて君が
二度と涙を流さぬように
君が好きだったあの唄を
銀色の月に歌うよ
これからは
君のためだけに
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あなたが私を
見つけてくれたから
私は変われた
それまでの私は
独りきりだった
失うものは
何もなかった
そんな私が見つけた
たいせつなもの
あなたの
眼差し
声
仕草
あなたと過ごす時だけが
私の真実だった
だけど
幸せな時間は
長くなかったねー
あの月の夜
私たちの特別な瞬間
最後の時まで
私を想ってくれたあなたに
伝えたかった言葉
「さよなら」より
「ありがとう」