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一本道の部屋


[33] 忘れることの恐怖
詩人:一本道 [投票][編集]

早く忘れたい
神様どうか忘れさせて
願っていた

やっと忘れてきた
ずっと願っていた『忘れる』ということができそうだ
ずっと願っていたはずなのに
忘れるのが恐い…

想い出が消える恐怖
心の中から何か欠けてしまうような気がする恐怖
忘れたくない…

でも僕の記憶という綺麗な華は散っていく
この華が完全に散ったとき
僕の中からあなたは消える
1番望んでいたことだけど
今僕は忘れることを恐れている


記憶という華よ
一枚でいいから
散らずに
耐えて

あなたを忘れたくない

2006/04/08 (Sat)

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