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一本道の部屋


[46] ミサンガ
詩人:一本道 [投票][編集]

突然鳴り響いた電話
まだ誰もが眠っているような早朝だった
不器用な君からの電話だった
呼び出された僕は寝ぼけながら逢いに行った
すると君は笑顔で
『今日試合でしょ!はいッミサンガ』
僕は何気なく受け取った
でもホントは気付いていたんだよ
君が徹夜でミサンガを作ってくれたことを
その気持ちが僕に力をくれたんだ
このミサンガはどんな器用な人が作ったものよりも
僕に力をくれるミサンガだよ
ありがとう

2005/12/27 (Tue)

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