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君の声が聞きたい…
あの日君と出会ってからの今まで
僕は君しか見られなくなっていた
君の全てが僕を包む
優しい君が見せる笑顔に今僕の心は揺れる
もう君の心には
違う誰かがいるのだろうか
そんな問いに返ってくる声は
ない
膨らむ愛しさ
残る虚しさ
その狭間で
自分に憤りを感じる
そんな感情達から解放されるには君の声が必要だ
君の声が聞きたい…
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あの夜の風
街の匂い
俺達だけのもの
笑った
笑った
笑った
夜が明けた 朝の静けさ
俺達だけの街
空を見上げ 誓う
「ずっと友達」
いつまで経っても
この色は
心を染めるだろう
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いつも僕の隣には君がいる
ヌケガラの君が…
あれからどれくらい経ったろう…
君を見たその時から
あの時はまだ君は僕を知らなかったね
それから一週間ぼくらは出会い 心を重ねた
しかし…季節が僕を通り過ぎていく…今の君の心は もうこっちを見ていない
いや 君は僕が見えていない
あの日 一緒に見た 花火大会
あの帰り道 横断歩道 僕の手を離して 僕に微笑み 君は走って切符を買いに行った
まだ 輝く花火を振り返る僕
次に見たものは 花火より眩しい 光だった
…………………
………あの日から
……………君は
…いや…………
僕は…………
もう一度戻りたい
君と会ったその時に
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ある日突然 僕の心に溜め込んだ水が
色を変えていった
そこに浮かぶ 君の顔
君と会う度 だんだん溢れていった
記憶の条件を満たさないほど
短い時間で
僕は何ができたんだろう
まだ伝えていない言葉(想い)の数々が 涙を流す
そしてまた水が溢れてゆくよ
もういってしまうのかい?
また戻ってきてくれ
僕の水は心の中でとどまらず瞳に溢れだす
もう前が見えないよ
君の笑顔でぬぐってよ
今の君の笑顔で…
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この線香花火を見ていると、あの頃を思い出す
僕の家の前
母にもらった
たった一本の線香花火
僕はこの赤色が消えないでほしいと願った
母は白い部屋で
闘っている
その中で輝いている
その光が小さくなっていくのを ただ見守るしかなかった…
そして
線香花火が燃え落ちた
たった一瞬を精一杯輝いた
線香花火が
……
そして今、僕はたくさんの線香花火を持っている
もうその火を絶やさない
どれ一つとして…
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光る小麦色の肌 なびく黄金色の髪の毛
骨組だけの体
閉ざされた口は
愛の言葉を吐き出すためだけにある
たまの奇妙な発言は
自分を落ち着かせるため
自分の将来は 闇の中…
人を睨む目で獲物を捕まえる
いらない奴は切り捨てる それが自分の信念
このまま灰になるまでに
大切なものを見つけよう
みんなが見守っているよ
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振り向いてほしくて
髪も染めた
それでもあなたは振り向かない
ほんの一瞬でいい
振り向いて
ほんの一瞬でいい
あの時、あの場所へ…
何かがきっかけで戻れるのなら今すぐそこへ飛んで行きたい…
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寂しさ故に孤独を好む
だが群れの中に身を置く
群れを操り 沈黙の顔は 優しく その裏に 人知れない知性が潜んでいる
企みの眼差しは 人を恐怖に陥れる
しかしあれもこれもすべて人々の愛が欲しいが為の行動
でも大丈夫
人は誰しも愛がないと生きていけない
だから君もみんなの愛に包まれているんだ
もう安心だね
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あの夕焼け
あの風の匂い
あの町並み
いろんな人達の笑い顔
夢やいろんな事を語り合った友達
優しく魅せられる大切な人
こんな思い出
一人一人との思い出が
ひとつひとつの場所に…
だけどそんな記憶も
ひとつひとつ時が持ち去ってゆく
今までもこれから先も…
だから今
目の前にあるすべてを
僕の心に刻んでゆきたい
この朝焼け
この風の流れ
この町の色