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『出会い。』
それは人に平等に与えられた宝物。
今隣にいる人との宝物。
一つの出会いに、一つの別れ。
僕と君が歩んできた二つの道は一つの未知へ…
出会いは最高の宝物。
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燃え上がる太陽
昨日過ぎた雨の匂い
大地を沸かす蝉の音楽隊
汗を流し生きる人々
今しかないこの夏に懸ける青春
花火の下に肩を寄せ合う恋人達
宿題の多さに夏バテする子供たち
祭りで騒ぐ若者
一夏の寂しさを知ったあの浜辺
アスファルトの上に君の陽炎
赤く染まった空にみんなの思い出…
決して消える事のなかった君との思い出…
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お前が憎い…
みんなの笑い声をかき消しやがって
お前が憎い…
俺たちの空を奪いやがって
お前が憎い…
これからの夢を踏み潰しやがって
お前が憎い…
やっと声を上げた小さな芽を摘み取りやがって
お前が憎い…
人々の頭に恐怖という感情を植え付けやがって
お前が憎い…
この街に一生降り止まない『悲しみ』の雨が降る
お前が憎い…
希望に満ちた人々から何もかも奪い去って行った
お前が憎い…
醜い自国勝手な戦いに巻き込んだお前が憎い
許せない…
お前は一生許さない
許してはいけない
忘れてはいけない
60年前の真夏の悲劇
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バカなのは大人達の方だ
なぜ大人は頭が悪い
なぜ大人は決め付ける
口答えせずに育てば良い子か
口答えせずに育ったやつはろくでなしにしかならない
口答えをすれば『屁理屈だ!』と、子供の意見なんて押し曲げる
人の話も聞かずにそんな事を言ってるやつは子供と向き合った事のない愚か者だ
少しは耳を傾けろよ
そいつなりの意見が自分を変えるかもしれないだろ
なんでも云う通りにしてれば満足か
世の中に『正しい』なんてないんだよ
生まれた時からお前達は枠にはまっちまってんだよ
ほんとに偉いのは世の中からのけ者になっていても自分の信念を貫き通してるやつらなんだぜ
一度子供に戻ってみろよ
自分の愚かさに気付くから
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『強くなりたい』って言った君の目…
そこには小さな『強さ』があったよ
いくら頑張っても手の届かない『何か』に殴り飛ばされても 何度でもそれに立ち向かって行ける『強さ』が…
逃げる勇気がなくてもいい
少し『強さ』を分けてもらった気がするよ
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ぎらつく太陽の下。
走ったきらめく思い出…
知らない土地へ続くレール。
その上を走る電車に揺られ、辿り着いた先は広大な湖。
生き生きとした子供になって、水を掻いた。
日も暮れるとバカな会話で盛り上がった。
波と風の静かな湖辺で。
『夏と言えば海。』
簡単な言葉を思い付く。
それを理由に『無限』に会いに行った。
人々の笑い声、話し声でざわめくビーチ。
その中で『僕ら』だけの空間を作り、人を観察した。
夕暮れには、沈みゆく夕日に寂しさを語った。
水平線の見える場所。
風を切り、チャリンコ飛ばしてった川。
自然の中で水と戯れ、肌を焼き、格別な空気の味わいを楽しんだ、無邪気な子供の姿。
忘れてはならない風景。都会には色付けない風景。
…記憶のアルバムに貼りつけた思い出の中の声や場所は、『永遠の夏』として心にしがみついた。
肌寒い秋風に吹かれて消えた、決して二度とは来ない一夏の思い出。
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手と手を繋ぎあう
そこから伝わるあなたの温もり
あなたがとなりにいる
『当たり前』
それだけで生きていける
そんな『当たり前』が永遠に続けばいいと願った