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Feelingの部屋  〜 投稿順表示 〜


[54] 『風の贈り物』
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春夏秋冬
その四季に匂いがあって

その匂いで震え戸惑う


春には全てが始まり
慌ただしく去ってゆく
青春の桜の匂い

夏にはみんな賑わいたち
何かを胸に刻もうとした
生涯の祭りの匂い

秋には静かに色付き
淋しさを漂わせた
静寂の街の匂い

冬にははかなく散った
街路樹の枯葉
失恋の日の匂い


そいつらは優しく感じそっと心をかるくしてくれる


結局得体の知れない安堵感に包まれる…

2006/02/17 (Fri)

[55] 『支配』
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意志を持たない人形達の世界で…

支配する人 される人

二つの選択がある。

どの人形でさえそれを決める権利はなくて

糸をつけられた時から決まる使いミチ

例え支配しようとも
すでに皆は『される』側。

意志さえ持てない操り人形

2006/02/27 (Mon)

[56] 『Missing hand』
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手に掴んだ光が
色褪せて消えたんだ

目の前が暗くなってまた闇を恐れていく

幻想に溺れ
悲しみ以外の感情を忘れ

ただひたすら
失くした光を追い求めた

暗い場所で絶望の淵

誰もいない

ダレモイナイ

孤独の上に立って気付いたのは


あの光が君の手だったって事

ただそれだけの事

2006/03/10 (Fri)

[57] 『意識』
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君を忘れようとしている瞬間でさえ

脳は君を意識している

2007/10/05 (Fri)

[58] 『Eyes』
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君の目が強く僕を見てたから

僕は強がって見せた

君の目が悲しみに満ちていたから

悲しみを包み込んであげた

強く輝いても涙に溢れても

僕はその目が好きだった。

2006/03/10 (Fri)

[59] 『父の背中』
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大きい背中

昔はよくおぶってもらった

揺れながらいろんな場所に行き

気持ち良くて眠ってしまう
そんな時は重くなってしまうんだろなぁ。

そんな一番だった場所である背中が

最近どんどん小さくなって

そして疲れきってゆく
壊れそうになりながら

そんな時感情ではない涙が頬を伝って地に落ちる

このまま時が経つほど地面が濡れていく


どうしようもなく僕は地にうずもれる

2006/03/10 (Fri)

[60] 『太陽と僕』
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夜が好きでいたら
あんまり君に会わなくなった

君は怒って泣いてしまった

どこかに隠れて


君が泣くと僕は困るなぁ

外に出たくなくなるから

外に出れば君の涙が
僕を濡らし温もりを奪ってしまうから

なるべく君に会えるようにするから

眠たい僕を許してよ

2006/03/10 (Fri)

[61] 『旅立ち』
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最後の教室 最後のメンツ

この窓から見る校庭も最後

傷だらけの机

空のロッカー

くたびれた上靴

黒板も最後の装飾
みんなの名前が書いてある

みんな今日も騒がしい
でもなぜかどこか悲しそう

先生の口調
くせのある字
今では懐かしいくらい

遠い気がする

この校舎の隅々が覚えているみんなとの激動の日々

みんなありがとう
教室もありがとう

会わなくても覚えていてね
一生に一度の恋を、青春を。

そして
今から違うミチを踏み出す僕らに
『卒業』という題名のアルバムを…

最後の桜吹雪に散りゆくみんなよ

みんなが友達だった事を涙で残そう…

2006/03/16 (Thu)

[62] 『パズル』
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君にあげよう

この気持ち

君の心のパズルには
合いそうにもないけど

いつか

カタチが変わって
絵が変わる

そんな日に


満たす笑顔の1ピース

2006/05/02 (Tue)

[63] 『諦め』
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ただひたすらに君を追いかけていた

明けても明けても…

ずっと

肩を並べる事を夢見て

でも君を綴った言葉から
涙がこぼれてた


悔しいよ、悲しいよ

君への気持ちが膨らむばかり

これ以上追い続けたら
心が持たない

ここで僕は引き返すよ

今まで落としたことばを拾い集めて

ごめんね。

2006/05/03 (Wed)
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