詩人:Feeling | [投票][編集] |
曇り空に
煙草に火をつける
風は冷たく
たまに降る雨は
この体の温もりを少しずつ奪っていく
光射さない
薄暗い街中
通り行く人は
モノクロに見えて
自分のいる場所もわからず
ただ僕は立ち尽くしている
この煙草の煙の様に
僕の心は
一吹きでかき消されてしまうんだろう
いつのまにか
生き方を忘れた人達の中で
自分という存在を見つけられなくなっていた
僕の心に悲しみが降り続ける…
そこにはただ…
足元に落ちた一滴の雫が
ただひとつの想いを残し
渇いてはいけないと
必死にその場所でもがき続けた
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枯れていた感情が
今
時を埋めるようにして
温かく広がり出す
出会い
交わり
隠れていた
僕
を
見つけてくれた
心が揺れて
ふれあって
あったかくなっていく
ぁあ
そうだ
これが恋だ
これが愛なんだ
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言い飽きた言葉の中から
何度も言う
『愛してる』
『あなたと出会えてよかった』
『ずっと一緒にいようね』
もぅ言わなくてもわかってるだろぅけど
もぅ聞いてるあなたも飽きただろぅけど
どぅしても聞いて欲しい
粋美に一途なこの気持ち
死ぬまで
ずっと隣で受け止めてくれ
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あったかい毛布にくるまれて
君は眠っている
寂しそぅだよ
なんでかな
いつもは僕の腕のなか
幸せそうに眠るんだ
僕を必要としてくれる事が
僕にとって最高の幸せなんだ
君が僕を愛してるということが
僕が君を愛しているという最大の証さ
そばにいると心が振れる
離れていると心が揺れる
どのみち僕の心は君に動いているんだよ
心が言う
君を愛してると
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わかんない
わかんない
君の事を考えると
他の事なんてどうでもいい
言葉にしたって
君を好きだって事しか伝えられない
どうでもいいんだ
君だけに届けば
意味はないんだ
言葉にすることさえも
ただ気持ちはそこにあるって事
わかるかな
わかるかな
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雨に反射する自分の姿
見せないつもりが
淋しさは隠しきれない
彼女もこうやって雨をみているだろうか
ならば
雨に映るこの姿が届いてくれれば
君も寂しい事なんてないのに
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君と僕との間にある距離
心に距離なんてないのに
僕の目に見えるのは君のいない世界
心に空いた隙間を
君を『想う』ことで
埋めていく
けど僕は無理
到底埋め尽くす事なんてできない
そう
君が持っていったものは僕の全てだから
心ごと持っていったから…
だから僕は願う
心で君を感じたいと
『感じる』ことで
君に埋め尽くされたいと
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微かに聞こえたその音を
探しながら今日までたどり着いた
いつか捨てたあの意志を
拾ってまた僕にくれたんだ
澄んだその目
歪んだこの目
これでもかってくらい突き飛ばしても
いつもその目は僕に向いていて
「平気だよ」って
何度も言い聞かせていた
消えかかった心をなぞり
呼吸をとりもどせば
ほらここにあったんだ