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健吾の部屋


[12] 〜孤独のステージで〜
詩人:健吾 [投票][編集]

今あなたの目には
何かが映ってる
俺じゃあない

自嘲する
俺は自分を外から見て
あざ笑う

滑稽なやつだな
そう思う

なんで?
なんでそんなにこだわる?
わからない

自分の矛盾に気づいて
また自嘲する

きみの目は俺を見ていないのに
道化は滑稽なダンスを踊る
観客のいないステージで
汗をかきながら踊る
観客は夜空に輝く星たちだけ
それもすぐに雲に覆われる

そして雨をふらす

孤独な空間を冷たさがつつむ

それでもその道化は踊り続ける
俺は踊り続ける

客席に君が座って目をこっちに向けてくれるまで
いつまでもずっと…

2004/08/23 (Mon)

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