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ケンケンの部屋


[4] 名前も知らない花
詩人:ケンケン [投票][得票][編集]

今にも雪が降りそうな天候
凍えて吐息で手をあたためる毎日
せわしく過ぎる日常の中で
慌ただしい人ごみの中で

冷たい風に負けないように誰にも気づかれずそっと咲く花を見つけた

風は冷たいけどそれだけでただそれだけで心は暖まったんだ

なんて美しい花なんだろう
名前もしらないその花の頑張っている姿を見て
僕は心がほっと暖かくなったんだ

せわしく過ぎる日常の中で
慌ただしい人ごみの中で
『美しい』という気持ちに久しぶりに出逢った気がした

ただ冷たい風に負けないように咲いているだけなのにその姿が美しすぎた

僕の中に残った『美しい』という素直な気持ち

大切にしていこう
せわしく過ぎる日常の中で見失わないように

2008/01/28 (Mon)

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