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†羅季†の部屋


[1] a dog
詩人:†羅季† [投票][得票][編集]

昨日ボクの首から輪っかが外された



ボクは家族の人に何回も『ありがとう』って言った



何故かボクは家族の車に乗せられた



ボクを一番可愛がってくれるママがボクの隣で泣いてる



『ねぇ?どうしたの?』



ボクは生まれつき話すことが出来ないから言葉にならない



するとドアが開いた



ボクだけ車の外にだされた



『ボク何か悪いことした?』



『だったらいくらでも謝るよ』



車がボクを置いて走りだした



ボクは必死に追い掛けた



何回も何回も『ごめんなさい』って叫びながら



車が遠くなっていった…


ボクの視界がぼやけた


ボクは力の限り叫んだ


『なんだってするからボクを置いてかないで』


ボクは力尽きて倒れた


ボクは一人ぼっちになった…

2007/02/14 (Wed)

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