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紀帆の部屋


[9] 水時計
詩人:紀帆 [投票][得票][編集]

青と紫と黄色
色水がまぁるくなって

ぽとんと浮かんで
さらりと沈む

カチカチと音のない時間



窓の向こうの雨の中
ぴったり肌に張り付くシャツ
頬に流れる水色


もう
どれだけ経ったか知れないけど


最後のあの顔だけは

べったり頭に張り付いて


べったり張り付いて
拭えない

2011/07/09 (Sat)

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