夕暮れの屋上で

一人風にふかれて

煙をはきだして

君の姿浮かべた


満月は赤色で

僕も色に染まった

僕の影がのびて

君に届けばいいな

レールの上を進むこと


ただ前を向いて走る


ひたすらに


それもいいんじゃない


君が進むレールは一本で


進めるレールは一本じゃない


たまには自分で敷いてくのもいいかもね

咲続ける

道端に咲いてるタンポポ

咲続ける

人に踏まれても力強く

咲続ける

大きな夢をずっと信じて

咲続ける

それ故こんなにも綺麗に

咲続ける

いつの日かライオンになるために……

君は自分の名前が好きじゃないと言う

「あたしはこの名前にはふづりあい」君はつぶやく

だったら俺が君の分まで君の名前を好きになるよ

君の名前は君の両親が初めてくれたプレゼント

そして君を上手に表す最大のことばなんだ

だから俺が君の分まで君の名前を好きになるよ