詩人:禪稀 | [投票][得票][編集] |
「何をしたら振り向いてくれますか?」
あの人達に問い続けてた
あの人達は“私”という存在をもう見ない…
私がこけてしまっても
隣にいる誰かを見てばかりで…
もぅ 期待するだけ無駄なの?
いつかあの頃に戻る日がくると思っていても無理なの?
あの頃はただの偽りだったの?
“ここにいてもいい”という証拠が欲しかった
家族と私を繋ぎ止める小さな鎖がずっと欲しかった
あの家族といるときの孤独感を
もぅ 味わいたくないの…
少しの間だけでも私のほうを振り向いて
ちょっとだけ私の声に耳を傾けて
私は前のように家族と仲良くしたいだけ…