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禪稀の部屋


[51] 君への詞
詩人:禪稀 [投票][得票][編集]

大好きな貴方に
“置いていかれること”―

愛している者をこの世に残して
  “去っていくこと”―

二つのうちどっちが辛いかなんてわからない

もしかしたら残された者は
毎日毎日去っていったものを想い続け悲しみ続けるかもしれない

もしかしたら去っていった者は

残した者のためこの世をさまよっているかもしれない…

人はいつの日か死ぬものだから

俺は毎日一生懸命君を愛するよ

だけどもし死が近いことがわかったら

君を残して逝ってしまっても君が悲しまないために

君を俺から突き放すからね

自己満足かもしれないけれど

君を愛しているからするんだよ

君が俺のことをわかってくれると思うから

俺はいつも君のことを愛してる―

2006/08/18 (Fri)

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