詩人:鴻 | [投票][編集] |
“もしも”
例える事が
出来るなら
天国の事を“娯楽”
地上の事を“探索”
地獄の事を“牢獄”
単純に例えただけ
簡単に例えただけ
その空間を
『信ジテナド イナイ...』
けど だけど…―
子供の様に
無知な様に
“悲シイ”
“寂シイ”
“苦シイ”
そんな 弱情を
“隠さないで”
“溜め込まず”
“吐き出して”
傷つかない様に…―
その行為は“《逃避》”
けど だけど…―
大人の様に
強情な様に
“やらなきゃ”
“後少し”
“頑張れ”
そんな 暗示を
“掛けて”
“苦痛で”
“吐ケナクテ”
神の様に…―
完璧な行為は“《偽》”
唯の人間で
唯の生物で
そんな 生物が
精一杯
懸命に
生きて 競って
そんな
継ぎ接ぎだらけの
世界を 場所を
“もしも”
例エルナラ…―
“『細胞』”
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最近 忠実(マメ)に
何かを“探索中”
空を観て
己を観て
星を観て
流れ星が観れても
“何モ 響カナイ…―”
響く唄を探しても
“何カ 聴コエナイ…―”
最近 自分で居る事が
何だか“減少中”
人を観て
己を観て
心を観て
誰かが傍に居ても
“何モ 感ジナイ…―”
誰かが理解しても
“何カ 聞コエナイ…―”
誰かが言った
『傍ニ居ル』
誰かが言った
『独リジャナイ』
誰かが言った
『死ナナイデ』
ねぇ 誰かに依存されたら
それが
自分にとって
“『幸せですか...?』”
“親”
“愛”
“恋”
“友”
“『いらないよ...』”
望むの ダルイ
愛すの 面倒
思うの 飽キタ
ねぇ 人に酬われない
そんな
星に生まれたら
“『どうしますか...?』”
最近 何かを“探索中”
最近 自分が“減少中”
“『誰か居ますか?』”
“『誰か分かるか?』”
“『誰か話ますか?』”
本当に
誰にも言えない
秘密が有なら
ソレを
解るのは
自分自身ノ…―
“『Character』”
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最近 忠実(マメ)に
何かを“探索中”
空を観て
己を観て
星を観て
流れ星が観れたら
“何カ 悲シクテ…―”
響く唄を探いたら
“何カ 泣イテイタ…―”
最近 自分で居る事が
何だか“増加中”
人を観て
己を観て
心を観て
誰かが傍に居たら
“何カ 苦シクテ…―”
誰かが理解したら
“何カ 嬉シクテ…―”
誰かが言った
『傍ニ居ル』
誰かが言った
『独リジャナイ』
誰かが言った
『生キテイテ』
ねぇ 誰かに依存したら
それが
貴方にとって
“『迷惑ですか...?』”
“親”
“愛”
“恋”
“友”
“『ください...』”
望むより 叶エテ
愛より 温モリ
想うより 想ワセテ
ねぇ 人を愛せない
そんな
星に生まれたら
“『どうしますか...?』”
最近 何かを“探索中”
最近 自分が“増加中”
“『誰か居ないの?』”
“『誰か解って?』”
“『誰か話そう?』”
本当に
誰にも言えない
秘密が有なら
ソレを
解ってくれるのは
自分自身ノ…―
“『Character』”
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人の言葉なんて
偽リ2:本当1
そんな風に
思っていたんだ
“君ニ 逢うマデハ…―”
いつも
誰かの言葉を観察
いつも
誰かの好意を斬殺
“興味ナイ”
“面倒デス”
“だリィシ”
“ウザイよ”
Ne- 最低な俺
Ne- 最悪な人
こウ 成ッたノニは
理由ガ有ル
だけど
“深イ傷”
“消えたモノ”
そんな言葉で
“表ワセナイ...”
誰かを信じても
“打チ砕カレテ”
誰かを思っても
“哂ワレテ”
“誰ガ オ前等ナド…―”
“消えレばイい”
“死ネばイい”
俺自身が…―
“死ネばイい”
“消えレばイい”
何度 試シタダロウ…―
何処かを 切リ裂ク事
自分を 殺ス事
慣れたよ “コノ生活”
慣れたよ “コノ世界”
早く迎えが来る様に
何度 願ッただろう
その為に 生きてると
何度 荒んダだろう
真っ暗な部屋に
一つ 布団だけが置かれて真っ暗な部屋に
二つ 満身創痍な俺が
“置キ去リデ…―”
そんな部屋に
“何カ来タ”
そんな部屋に
“キミが来タ...”
キミは
俺を 思ッテ怒ッテ笑ッテ
“泣いた...”
“『人ノ人生ヲ
他ガ決メルナ...』”
俺が 言いたくて
見えぬ場所で耐エタ言葉
伝える場所の無カッタ言葉
それは
君がくれた 大切ナ光
真っ暗な部屋に 一筋ノ光
酬われない想い
結ばれない二人
君がくれたのは
忘れない様に
頑張れる様に
此処に居テ
此処で生キル
最大ノ…―
“『理由』”
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夕焼けに染まる 丘の上にたった一輪 咲いていた
“アノ花ハ
ナンテ名ダロウ…―”
温かい色で
哀しい色で
だけど
立派に 咲いている
逞しく 立っている
紡いでも
何処かで 芽を出して
何処かで 陽を浴びて
“強ク 咲キ誇ル…―”
アノ“夕焼け”
アノ“丘の上”
同じ時間の
同じ季節に
“見守ル様ニ
咲居タ花…―”
下校時間
夕暮れ時だけ
“寂色”
夕焼ケニ染マル 丘ノ上ニ
たった一輪 咲イテイタ
あの花ノ名前は…―
“『たんぽぽ』”
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アンタを救える程
“強クナイ”
アンタを放れる程
“白状ニモ成レナイ”
“「心カラ
俺カラは…―」”
アンタに依存する程
“弱クモナイ”
アンタを泣かせる程
“酷クモナイ”
“「唯…―」”
アンタを想う程
“胸ガ痛ム”
アンタを消せる程
“強クモナイ”
思い出を忘れる程
“大人デハ無”
思い出を増やす程
“子供デモ無”
“「未完成…―」”
今 君に逢いたい事
今 君に云いたい事
それは
誰かを“宥メル言葉”
誰かを“包メル言葉”
大切な君へ
“『ドウシテモ
伝エタイ言葉...』”
心ニ 響ク様に
心ニ 残ル様に
全身 全霊をかけた…―
“『有難ウ...』”
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“色”
“形”
“質”
もしも 似た存在に
“人 真似テミヨ”
“石 真似テミヨ”
そんな 意思があるなら
道端に転がる
“唯ノ石”
社会で生きる
“唯ノ人”
“大差 変ワリ無イ...”
その存在に
何かしらの
権利があるなら
“拒否権”
“人権”
《 ソレ 以上に…― 》
誰にでも
何にでも
“許サレタ 権利...”
其処に
此処に
居ル為ノ…―
“『存在権』”
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昔むかし
逖(遠) 昔から
夕暮ノ空は
思っていたんだ...
“朝がきて”
“昼がきて”
“夜がきて”
毎日
ボクは 外レモノ…―
“明ルイ黄”
“眩シイ白”
“暗イ黒”
“『まだ輝ケナイ…―』”
真夏に咲く花は
空が好きでした...
毎日 気になるのは
《夕ノ空》
毎日 気にしたのは
《夜ノ空》
強く輝く“必要性”
弱く存在主張ノ“消極性”
異様に輝く“独特性”
毎日 輝く為には
僕は夕ノ空と
ボクは夜ノ空を
毎日
気に シテタンダ…―
毎年 夏は
沢山の思い出を作るだろ?
“重”それと 似た感じ...
“花”ハ“星”
“夕”ハ“月”
星や月が輝きだすには
“Timing”が大切なんだ
毎日 毎年…―
一瞬でも
何度でも
一人で
誰かで
“『輝ケレバ
ソレデ イインダ...』”
僕等ノ存在は
君が 今年も描く
夜空のCanvasで
点々と輝く
至誠に輝く
真夏ノ…―
“『Memory Light』”
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夜中の腹
何を欲しているのでしょ
そんなに
何度も鳴かれても
食えるモノは有りやせん。
待て待て
今はTVをつけるなよ?
酷な番組してやがる
《今の時間に料理番組!!》
あ。そろそろやべー…
あんなトコに兎サン。
あれは…―
“『I LOVE HOSYOKU☆』”
“《 違ぇー!!! 》”
落ち着けと
自分自身を落ち着かせ
一句ぽつりと呟いた…―
“鳴かぬなら
食っちゃダメよと
言ってくれ。”
砂漠で
もしも
遭難したら
確実に
“アレ”見えると思ったよ
“「....蜃気楼.....」”
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何かほしいと
思う事をやめた
そしたら
努力が
意味を
成さないと 感じた...
酬われる事を望んで
酬われる事を探して
此処から
あの星まで
あの月まで
何処までも
何処までも
唯 彷徨っている様な
そんな
唯 歩き続けて
何かを 探し求めて
何かを 消し去って
“夜空ノ流星群”
光っては流れて
流れては消えて
それを糧に
今日も 上を見上げ
今日も 空を観ている...
彼を 人々はこう呼ぶ…―
“《孤高ナル旅人》”