詩人:鴻 | [投票][編集] |
この御部屋
この世界で
“必要ナ事”
“不要ナ事”
経験 体験ならば
大抵済みました
しかし…―
『未だ 此処ニ居ル...』
必要性ならば
探す必要性が
見つかりません
それは
何も無いから
何も欲さぬから
しかし
僕が有力で
誰かに
何か出来たら
それで“満足?”
僕が無力で
誰にも
何も出来なければ
それは“不満?”
しかし まだ息ハしている
しかし また考ヲしている
それは
“物足リナイ証”
それは
“生キテイル証”
此処に
“一匹ノ蝉ガ居ル...”
それは
生まれて
“鳴イテ 鳴イテ 鳴イテ”
一夏だけを
“精一杯 生キル虫”
今ヲ 生きる屍と
今ヲ 生きる虫は
どう 違ウンダロウ…―
人が 消えるのと
虫が 消えるのは
どう 違ウンダロウネ…―
いきなりだけど
ボクには
“『尊敬出来ル
者ガ居ナイ...』”
だけど
そんな俺が
心から…―
“『謳えるモノ』”
理由なんて無くて
思考なんて無くて
“『唯 謳イタイ...』”
此処に
“一匹ノ螢ガ居ル...”
それは
必死に
“輝イテ 輝イテ 輝イテ”
精一杯ノ“存在主張”
命懸けノ“存在証明”
毎年 君達を観て
毎年 君達に貰うモノ
それは
“荒ンダ時”
“苦痛ナ時”
人を動かす
原動力より“大キクテ”
行動力では“小サクテ”
一夏が 教えてくれた…―
“『生命力』”
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捕マッタノは俺ノ方?
捕マッタノは君ノ方?
どちらにしろ
逃れられない
想いなら
いっその事
溺れてしまおう
瞼の裏に焼きついた
君の笑顔が
君の涙が
身体に残留した
君の優しさが
君の温もりが
忘れられない
消えてくれない
愛情表現が
不器用な君だから
心を温める
胸を締めつける
“飴ト鞭”
惚れてしまえば
こんなにも
こんなにも
愛シクテ哀シクテ
この想い
この感覚は
甘ク苦イ
微糖ノ
“『Coffee』”
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葉先ノ水滴
一粒ニ成リ
大地ニ堕チテ
消エル様ニ
浸透シタラ
虹ノ様ニ
見エナク ナッタ...
“好キナ事”
“自己ノ事”
“他者ノ事”
“明日ノ事”
“過去ノ事”
“今ノ事”
Aa- “渇イタ世界”
Aa- “渇イタ感情”
『心』が乾燥
『水』を要求
『Heart』が崩壊
『Gentle』を補給
さっきまで
あんなに輝いて
さっきまで
虹色 見えていた
ダケド…―
今はもう
夕日ト融合
見エナク ナッタ...
虹の様に
色素が
薄れていく
潤いで
鮮明に成る
時間に乗ったら
砂時計に入ったら
人は 今以上に
「愚かに 成るでしょう」
「醜く 成るでしょう」
―…ナラバ...
今はそっと 背を押そう
今はそっと 抱き締めよう
こんな世だけど
こんな世だから
“《出来ル事…―》”
渇いたら
潤して
心に
水あげて
“花ニ 水ヲあげよう?”
“蒸発 シテしまおう?”
枯れない様に
壊れない様に
誰かが
無くす前に
誰かが
補給して
満たされた
“《Thinkノ結晶》”
瞳から
零れたモノは…―
“『TEARS』”
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白紙の答案用紙
無限の問題用紙
解答用紙があったら
答の探索機で
解る 答なら
どれだけ
楽だろうね…
逃げだせるモノじゃない
急げる答えじゃない
食べてしまえれば
落ち着くのにね…
そんな人生で
そんな道程で
歩む世界を
多少なり
楽しめれば
生きている
哀しみとか
喜びとか
触れ られるかな...
いつかは訪れる
“『サヨナラ』”
その言葉が
こう
聞こえるといいな…―
“『御疲レサマ』”
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君が君である為に
俺が俺である為に
“必要なモノ”
この世界で
唯 一人の
君と言う人間
俺と言う人間
それ以外の
何者でもなく
何にも替えがたい
君と言う人間
俺と言う人間
大切な人へ
愛しい人へ
エゴなんて無くて
世辞なんて無くて
『心カラ 想ウヨ…―』
“世界一”
“宇宙一”
君から伝わる
必要 最小限ノ…―
“『温モリ』”
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いつも変わらぬこの場所に一羽の鳥が舞い降りた
晴れた日も
雨の日も
強風唸る風の日も
行き交う人々 観つめては
毎日 鳴いて 居たのです
雷鳴響く稲光
そんな危険な日にさえも
鳥は唯々 観てました
昔は恋人だった者
擦れ違えど他人様
哀しき想いは片思い
明日を悩んだ解答者
計るか否かを模索中
自殺志願者 鬱病者
他者の意見を聞けぬ者
争いばかりの戦場で
唯我独尊 冷静破損
日々を観つめる傍観者
無力な己を悔やんでは
満身創痍 自暴自棄
行動可動は困難で
脳内構造 増築可能
この場に降りた 一羽なら
行き交う人々 観つめては
努力に励む 者を押し
夢を追う者 応援し
闇から脱出 希望者に
それが“信念”鳴きました
同一人物 居りません。
気分転換 致しましょ。
腹を括るか腹切るか
覚悟を決めて 生きておけ
人の心は「多種多彩」
人の心は「 山天気 」
いつも変わらぬこの場所で一羽の鳥が鳴いている
毎日鳴いて 居たモノは
心の住人 白い鳥
食せるモノは 感情で
死せるモノも 感情で
誰かがいつも 傍に居て
誰かがいつも 死んでいる
そんな現実 受けとめて
“貴方ノ鳥は元気カイ?”
“貴方ノ心は元気カイ?”
-「殺セル者ハ御前ダヨ」-
長年育てるこの想
生涯寄り添うこの思
刻まれし記憶を
ドウ 解釈スルか…―
“『...御手並拝見...』”
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今夜だけ
今夜だけ
素直に言おう
心から
心から
君に捧げて
大切に
大切に
HEARTの棚に
閉まっておこう...
明日には
また 話せなくなるから
今夜だけ
今夜だけ
心から
心から
大切に
大切に
“幸涙”
“君ニ 伝エタイ…―”
“好キ”じゃ足りなくて
“愛シテル”じゃ照れ臭い
だから…―
“『大好キ...』”
何度言っても
何度伝えても
「「足リナイ足ラナイ」」
初めての想
二度と無い想
君にだけ
語れない想
今夜だけ
一度だけ
君の 名を乗せて
一言だけ
今夜 限りの…―
“『 ガ好キダ...』”
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強がりを消して
触れやすくなれば
“誰カ 触レテクレル?”
高嶺と称され
観賞されても
“孤独感ハ 消エナイ...”
傍に居なくて“ALONE”
傍に居るのに“ALONE”
Ne-「誰カ触レテ?」
Ne-「誰カ摘ンデ?」
傷ツケテ
痛メ付ケテ
血ヲ吸ッテ
“『Cruel Flower』”
ソレデモ…―
“大事ニシテ”
“甘エサセテ”
“触レテ…―”
Aa-「素直ニナレナイ」
Aa-「静寂バカリ」
どうして
“刺ガ有ルノデスカ?”
どうして
“散ルノデスカ?”
咲いて
耀クカラ
老いて
枯レルカラ
“Wish”
“ask”
観るだけなら
今直ぐ
写真を一枚
撮レバ イイデショ...?
一生ノ願イ 一生ノ頼ミ
“「貴方ノ手デ
灰ニ成ルマデ
焼イテ 下サイ…―」”
本当ハ
自ラ 耀イテ等 イナカッタ
本当ハ
違ウ炎ガ 欲シカッタ
“「歪ナ思イ…―」”
“高嶺ノ理由”
“涙色ノ理由”
“静寂ノ理由”
“散消ノ理由”
それは
観賞ダケでは
物足りなかった
小さ過ぎて
窮屈になった
私自身ノ…―
“『器』”
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“いらない”
“消えろ”
“必要無い”
“失敗作”
“居なくなれ”
“『死ネ…―』”
言葉の凶器を
大切な人に
向ケ ラレタ...
言葉の凶器を
大切な人に
向ケテ シマッタ...
目の前が
真っ白になって
生キル気力を
“喪失”したのは
“喪失”させたのは
“「「前者? 後者?」」”
胸に 手を当てて
光を 閉ざして
聴こえるのは
“『心音』”
“《トクン Tokun....》”
聞こえるのは
“『涙音』”
“《ポタン Potan....》”
『―…白銀ノ世界デ
考エテミヨウ...?』
全身全霊の
感覚を
細胞を
研ぎ澄まして
貴方が
何を 言ったのか。
私は
何を したのか。
『精一杯
思考シテ...?』
生物が
生涯を掛けて
必要ナ“学習力”
必要ナ“思考力”
貴方に
私に
“『Need Energy…―』”
育てる為の
苦痛ナ時期
苦悩ナ日々
STAGE UPには
“欠カセナイ”
生キル上で
“重要ナ”
何時(nandoki)も
互イニ 行ウ冪は…―
“『Reflection』”
反 省
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愛される為に
生物は 生まれた…―
そんなの
誰が決めた...?
誰か 言ってたな…―
生物は 皆 平等だと
助け合いの 精神だと
皆 一杯一杯で
そんな感情
見えねぇよ...?
“視界にもココロにも…”
聞いてほしい
唯 それだけなんだ
愛してほしい
唯 それだけなんだ
助けなんていらない。
同情なんていらない。
“平穏な生活”
“温かい生活”
死が来るまでの
それだけが
楽しみだから…―
普通じゃなくて
変でもなくて
“『自分』”
人権なんて
いらない。
生権なんて
いらない。
何が足りなくて
まだ 此処に居るのか…―
それこそ
この世に
有る様で
無い様で
不安定すぎる
愛という
猫を被った…―
“『心』”