詩人:鴻 | [投票][編集] |
“もしも”
例える事が
出来るなら
天国の事を“娯楽”
地上の事を“探索”
地獄の事を“牢獄”
単純に例えただけ
簡単に例えただけ
その空間を
『信ジテナド イナイ...』
けど だけど…―
子供の様に
無知な様に
“悲シイ”
“寂シイ”
“苦シイ”
そんな 弱情を
“隠さないで”
“溜め込まず”
“吐き出して”
傷つかない様に…―
その行為は“《逃避》”
けど だけど…―
大人の様に
強情な様に
“やらなきゃ”
“後少し”
“頑張れ”
そんな 暗示を
“掛けて”
“苦痛で”
“吐ケナクテ”
神の様に…―
完璧な行為は“《偽》”
唯の人間で
唯の生物で
そんな 生物が
精一杯
懸命に
生きて 競って
そんな
継ぎ接ぎだらけの
世界を 場所を
“もしも”
例エルナラ…―
“『細胞』”
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何度も
何度も
作り治して
使い回して
壊れ捨てて
“『Repeat』”
その行動は
何に 似ている
何に 思える?
よく知っていて
よく知らなくて
その回答は
個性で違う
同意なんて
面白くないから
同じ存在は
鏡だけで 充分です
“自分ノ答”
俺なら
コノ正解は…―
“『感情』”
貴方なら
コノ正解は…―
“『何に
ナリマスカ...?』”
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前書きなんてやめて
後書きなんかいらね
今 欲するモノは
何かが無いから
何かが欲しくて
何かが有るから
何かが欲しくて
“唯 それだけ”
“唯 ソレダケ...”
だけど…―
その欲が
その靄が
薄暗くでも
晴れた時
自分なりの
回答が
“『漆黒ノ闇に
一筋ノ光...』”
それを
得る為に
“じっくり”
“ゆっくり”
悩むなら
無欲ナ事
有欲ナ事
“全部”
生きてるって事で
“精一杯”
生きてるって事で
そんな 簡単ナ
心ニ
陽ノ当タル…―
“『存在証明』”
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“透明”
“鮮明”
大切なモノは
“見エていて”
“観エなくて”
本当に 大切なモノは
眼に 映らないモノだから
“顕微鏡”でも
“望遠鏡”でも
“『観 エ ナ イ …―』”
君が
気付く為に
唯一
必要なモノは…―
“『 心 』”
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“人間” 水 60%
“生物” 欲 70%
“貴方” 愛 80%
“貴女” 恋 90%
“自分” 心 100%
それは
誰かが決めるモノじゃない
君がそう 思えば
%number 上がるから
自分で悩んで
誰かに話して
君だけの
そノ 方式は
曖昧だけど
確かに
君だけの…―
“『解等式』”
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HEARTに絡んだモノならば
外す事は 困難で
もがけば食い込む
その糸を
肉をも切裂く
ソノ糸を
どうシて外セばいイダろウ
どうシて切レばいイダろウ
“心に住居 したモノは
心ヲ喰ス 蜘蛛デシタ”
蝶ノ様に 妖艶に
蝶ノ様に 高嶺に
そンな生物違イマス。
今は唯々 もがいては
捕食だけの存在で
心を蝕むモノからは
『逃れル術ヲ知リまセン』
HEARTに絡んだ蜘蛛の糸
『外ス術は 有リマスカ?』
もがけば食い込む
ソノ糸が
犯行シタノは…−
『罪ト罰』
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真夏の太陽 見上げては
強光 暑さを 遮る様
瞼に手の甲 当てたなら
簡単 手傘を 作りましょ
手傘で作った陰だから
“木陰”ならぬ“手陰”
と 名付けておきましょう
カンカン照りの日差しには
合わない体質なんですよ
こんな時に
“セニョリータ”
君の光が 欲しいです
目前にあるのは
“アスファルト”
遠くで陽炎揺れている
ヤケに寂しい気分だが
野郎にだって
こんなにも
弱い時は ありますよ
熱さや辛さを耐えるのに
男女の差別がいるのかよ
プライド保つ時あって
プライド外す時あって
想像 “狼” 一理有
想像 “兎” 半理有
光が強い時ならば
温か 日傘になってくれ
雨で寒い時ならば
優しい雨傘になってくれ
眩む視界に 君の顔
こんな時に
“セニョリータ”
君は
俺にとっての…―
“『春光』”
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“漆黒ノ闇”
“鮮明ナ光”
『私』
光が混ざる
瞬間が苦手
闇が混ざる
瞬間が苦手
明ルくなッて
暗クなッて
心が『嘆ク…―』
“悲”
“苦”
“寂”
“辛”
そんな時“泣キタクテ”
そんな時“泣ケナクテ”
ダケド…―
『貴方』
“頭ヲ撫デテ”
“微笑ンデ”
“抱キ締メテ”
“傍ニ居テ...”
そんな時“泣キタクテ”
そんな時“泣イテイタ”
貴方ノ落とす
優シさが
心ノ傷ヲ 癒シては
何度モ 何度モ 巻キ直シ
素直にナンて
言エナイけど
不器用ナ私かラ
貴方ヘ 心カラノ…―
“『有難ウ』”
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錘を
乗せる様に
“生存”と“死存”
どちらが“楽”で
どちらが“辛”で
死んで 帰省しても
“何モ 憶エテイナイ”
生きて 死想しても
“何モ 解ラナイ”
“辛”を要求 “神様ニ”
“楽”を要求 “死神ニ”
『天国』ト『地獄』
それは
“楽”を要求 “人間ガ”
“辛”を要求 “人間ガ”
“神”ト“死神”ニ
生きる者ガ
居ナイ者ヘ
居ナイ者が
生きる者ヘ
最後ニ
祈ッタノハ…―
“『AMEN』”
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心拍が
こんなにも
高鳴るのは
“君ノ前だけ”
心が
こんなにも
温かいのは
“君ノ時だけ”
原因は
単純な事
簡単な事
もしも
コノ症状ヲ
病名で
言ウなら…―
“『恋患イ』”