詩人:鴻 | [投票][編集] |
素直になれないなら
その人が
何処か
遠くに
行く事を
想像するといい
もし
近くに居ないなら
その人が
誰か
他の人を
好きになったと
思い込むといい
状況によっては
素直に なれるだろ...?
嫌じゃね?
“素直ニ 言エナカッタ”
そんな理由で
両想いが 片想いに
愛が 恋に戻ったり
嫌でしょ...
欲シイノハ“愛情…―”
蜜蜂トカ
働イテルヨリ
花ニ逢イニイク
その方が
楽しいだろ…―
好きなヤツからの
愛情が
最大ノ…―
“『御褒美』”
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居てほしいから
居たいと言って
寂しいから
好きだと言って
泣きたいから
笑っておいて
面倒になったら
捨て去って…―
“『酷イ』”
“『最低』”
そんな言葉に
慣れて 面倒で…―
やる気なんて無くて
愛しさも枯れて
欲しいモノは
曖昧で 定まらなくて…―
失う事に慣れたら
だるさだけが
“『心ニモ』”
“『身体ニモ』”
残って
溜まって…―
傍に居るヤツに
甘えるのは
楽な事なのに
甘えた分だけ
罪悪感からの
笑顔があった…―
傍に居る人を
一番 大切に出来ず
一番 傷つけて…―
“『惚レタラ
怪我ヲスル...』”
批判は現実で…―
好きだけど
遊びの様に
つまらなくて
それが
“『酷イ』”
“『最低』”
そんな言葉に
変わるのに…―
“『愛シテル』”
それが
遊びたいだけの
子供の様で…―
“猫”の気紛れ
“蝶”の艶色
薔薇のように
“甘美デ切ナイ…―”
枯れないで
萎れないで
必要な言葉
水の役目
愛より
欲しいのは
“傍ニ居ル…―”
“『安心感』”
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埃かぶって
見えなくなりやすい
だから
『磨く』
『綺麗にする』
汚い所は誤魔化して
都合の良いように
モザイクをかけて…-
傲慢かな
“『人ノ欲』”
古ぼけた本
ピカピカのカバーかけて
誤魔化すのはやめろよ
見えなくなったのは
『自分』か『思イ出』
錆付いて
動かなくなる前に
きっちり…-
“『片ぁつけましょ』”
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今日が終わる
0:00になる瞬間
目蓋が下がる
眠いワケじゃない
只 疲れただけ…―
“疲労感”ト“倦怠感”
『仕事』だとか
『友情』だとか
『恋愛』だとか
日常だけど
面倒な事って
沢山あるじゃない
そんな日常だけど
生きてる間に
体験してく
大切な経験だと
必死こいて
思ってみた…―
今 心にあるのは
祖母が言った
一言の優しさ…―
“『一日だけ』”
祖父よりも遅く
誰よりも遅く
“哀しませない様に”
“寂しくない様に”
“泣いて ほしくない”
“笑っていてほしいから”
『コレハ
優シサダヨネ...』
だから 祖母は…―
今日が終わる
0:00になる瞬間
目蓋を下げて
願うワケじゃない
只 想うだけ…―
“家族”ト“自分”
『心配』だとか
『命』だとか
『恐怖』だとか
病気だとさ
不安な事って
沢山あるじゃない
そんな病気だけど
生きるために
精一杯 頑張った姿は
焼きつけて
ぜってー 忘れないから…
思い出すと 泣きそうで
涙 目尻に溜まってて…―
必死こいて
涙 堪えた…―
“大丈夫だから”
“心配 いらないから”
『安心 シテナ...』
“大好きな 祖母へ…―”
俺は生きるよ
精一杯
必死こいて
頑張ってみるよ
一緒に歩いた『道』
一緒に見た『空』
一緒に過ごした『時間』
思い出して
泣いたら
涙は流れて 消えた...
けど
後に 残った
涙の跡と
この想いが
あなたが生きて
刻んでいった
存在ノ…―
“『デカサ』”
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崩れない様に
崩さない様に
積み上げて
直して
積み上げて
“Deletion”
そんな事に
成らない為に…―
意味がほしい
そんな理由で
『生キテ』
理由がほしい
そんな心境で
『生キテ』
価値が無
そんな事情で
『死ンデ』
人が意味を求めるのは
寂しさと哀しさ
痛みと苦しさに
涙が零れる無常さ
“苦シクテ”
“辛クテ”
それでも…―
明日が来る
そんな日常を
『生キテ…―』
涙が零れる無常さ
“苦シクテ”
“辛クテ”
それでも…―
人は求め
人は欲で
意味がほしい
そんな理由で
『生キテ』
理由がほしい
そんな心境で
『生キテ』
価値が無
そんな事情で
『死ンデ…―』
いつかの為に
頑張って生きる事
その過程が
生きた意味で
理由だから…―
必要性とか
存在価値より
誕生日を重ねる毎に
積み上げた
自分自身を
偶ニハ…―
“『褒めて
あげよ...』”
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枯れないで
枯れさせないで
あんたが居るから
俺は巣に帰る
君が来るから
ボクは受粉出来る
“蜂”ト“花”
あんたが居るから
俺は家に帰る
君が来るから
ボクは受精出来る
“♂”ト“♀”
君と俺の関係が…―
“『正にそれ...』”
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君が居ないと寂しい
君が泣いたら慰めたい
君が喜び俺も嬉しい
さぁ “依存症”
そう“依存症”
君が照れると愛しい
君が怒ると苦しい
君がSならMでいい
さあ“末期患者”
そう“末期患者”
君が微笑み続ける事
それが俺の幸せで
君が居ない悲しみが
苦しさ涙に変えるから
君が居ればそれでいい
君が居ぬとそれ不幸
君が居ればそれ幸せ
さぁ“依存症”
そう“依存症”
兎に変えるは恋だろう
兎になるのは心だろう
君を想う気持ちなら
兎以上にありますが
兎以上に寂しがる
そこまで“依存”
しておらず
されど
滅多に泣けぬ
この身体
君が居なければ
泣ける事
それ“事実”
これ“事実
即ち…―
“『君ヲ 愛シテル』”
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涙は“必然”
哀しさ有って泣く事態
涙は“偶然”
嬉しさ有って泣く事態
心は“必然”
何か有って泣く事態
体は“偶然”
何も無くとも泣く事態
命は“…”
この世に生きて泣く事態
命に“奇跡”を付けるにはあまりに困難極まり無く
上手く言い表わせない事態
命は“奇跡”と
呼ぶべきか
命は“必然”と
呼ぶべきか
命は“偶然”と
呼ぶべきか
命に“奇跡”を付けるにはあまりに頭脳が必要で
上手く言い表わせない事態
生死は“奇跡”と
呼ぶべきか
生死は“必然”と
呼ぶべきか
生死は“偶然”と
呼ぶべきか
“ダケド…―”
命に“奇跡”を付けるにはそんなに理由はいらなくて産まれて死に逝く事態には
なんの鎖も見当たらず
なんの檻も見当たらず
それ 望めば“必然”
それ 望めば“偶然”
それ 望めば“奇跡”
生きて
生きて
死に逝くまでに
たくさん
たくさん
思考を繰り返す
だから…―
“《命(ソレ)ヲ…―》”
呼んでみたいだけ
希望を籠めただけ
“必然”ト“偶然”
絡み合って
出来上がった
ちっぽけな…―
“『奇跡』”
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永遠の愛なんて
信じていない
だけど
愛されたくない
訳じゃない
意地を張って
言えなくて
本当は
君がいつか…―
居なくなりそうで
嫌われそうで
離れていく事を
寂しがって
恐がって
意地を張って
捻くれて
好きを
保持出来ず
君を放りそうな
自分自身が
馬鹿過ぎて
強がりにも
程がある…―
素直なら
対象外なら
言えるのに…―
ホントに
好きだから
好きな事
本人に…―
“『言イニク...』”
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何かを残すって
難しい事だと思うんだ
“生涯”って
一口に言ってしまえば
軽い言葉で済むんだけど
生きてる時に
何も残せないのは
哀しい事だと思うから
自分自身の可能性
持参の種持って
玄関出てみましょ
どんな花か
そんなの知らない
咲かしてみたら
なんか“達成感”
理由なんて後付けで
正体不明な
種蒔キ 場所探シ…−
誰かの為に
何か 出来る事が
有るかどうか
自分の為に
何か 出来る事を
してるかどうか
ぁぁ 命は脆いよ
ぁぁ 命はズルイよ
溜息には大まかな分別で
二種類あって
“安堵”ト“不安”
僕等が生きる上で
精一杯存在の証を刻む
そんな時間だから
“『時刻』”
そんな言葉が
生まれたのかな
そんな単語が
行き交うのかな
何かの為に
幾つ 出来る事が
有るかどうか
何かの為に
幾つ 涙を
流すかどうか
ぁぁ 命は強いよ
ぁぁ 命はスゴイよ
心には大まかな分別で
二種類あって
“善意”ト“悪意”
僕等が刻む上で
満身創痍の命で生きる
そんな灯火だから
“『生命』”
そんな生物は
呼び合って
そんな生物は
愛し合って
命を残すって
簡単な事だと思うんだ
“家族”って
一口に言ってしまえば
軽い言葉で済むんだけど
生きてる時に
誰も愛せないのは
寂しい事だと思うから
個性たっぷり感受性
誰かに種分けて
窓開けてみましょ
色んな花が
無限triangleで
咲いてるから
なんか“包容感”
証なんて後付けで
正体不明な
種蒔キ 場所探シ…−
“『...ミツケタ...』”