詩人:鴻 | [投票][編集] |
一番星ってあるだろう?
三日月ってあるだろう?
ボクが家路を歩時
君はボクを見るだろう
君はボクを哂うだろう
耀いている君達を
ボクは羨み見るだろう
ボクは睨み観るだろう
君達に
そんな気無いの
解っちゃいるよ?
だけど
ボクは独リ星
毎日 君らが居ようとも
毎日 僕らは消えて逝
今日も人と 人ノ性
人間同士で笑い合い
人間同士で化かし合い
『今日 友人 逝キマシタ』
“「「還シテクレ」」”
“「「還シテクレ」」”
だから…―
ボクは独リ星
毎日 誰かが居ようとも
毎日 人は消えて逝
「何が性?」
『人ノ性』
ダカラ…―
潰シ合イ
イジメ合い
一言ツッコミ…―
“『ヤメロ』”
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水 無さ過ぎ注意
水 上げ過ぎ注意
造花 枯れぬは注意
生花 老いては注意
辛さと冷たさ
甘えと優しさ
生き過ぎて置き去り
死して嘆き
枯れて良シ
死して良シ
枯れて悪シ
死して悪シ
“良し悪し…-”
許可ヲ受
許可ヲ与
花ノ様ナ…-“『恋愛』”
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継ぎ接ぎ一枚追加して
穴開き一つ 消しました
そんな風に創り上げた
思イの
薄っぺらい鎧着ては
大人に成ったフリをした
子供のまま降り出した
雨に 打たれて
寂しさに 凍えて
“涙 拭ッタ...”
だけど…-
大人になったフリをして
その服を脱げる程
成長すらしていない
だから…-
“気づかないフリ”
創り上げて
作り治して
“完成したフリ”
未完成品を
完成品と
“偽ッテ 偽ッテ”
出来上がったのは…-
“継ぎ接ぎだらけ珍品…”
自分の手で創りだして
自分の手で作り置き
だけど…―だけど…―
初めて作った自分自身
最初で最後の御心で
破り捨てる程の根性無くて
作り直す程の才能も無い
だから…-
不恰好だけど
歪だけど
僕だけの…-
“『作品』”
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笑顔が泣き顔
笑顔は泣き顔
“強ガリ?嬉シ泣キ...??”
涙は塩味
涙が甘味
“寂シイ?嬉シイ...??”
身体が痛い
身体は快い
“鈍痛?陶酔感...??”
気分が重
気分は軽
“苦悩?安堵...??”
ちょっとの違イ
ちょっとの誤差
原語言語 漢字感ジ
何が良い
何で好い
言行から現行
心が紙 色遊び
心は鋼 打遊び
“人ハ婀娜。欲ガ婀娜。”
誕生ト言ウ善日ヨリ
生涯ノ宴デ…―
“『『遊ボウ....』』”
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羨む事は“誰ニデモ”
頑張る事は“自分自身”
だけど
頑張ったって
結果が出なくとも
その経験は
身に付いてるから
頑張り過ぎず
無理は程々に
だけど
全身全霊を掛けて
あの 綺麗に磨がれた
白銀ノ鎌二
僕ハ
生命ヲ削リ
永ラL為ニ
必死ノ…―“『抵抗』”
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思い出すだけで
笑みが零れる
そんな感覚が
“『愛シサ…―』”
ソウ
呼ブンダロウナァ.....
そんな事を
ほのぼの‐… と 考エタ
そんな…―
“『雨上ガりノ晴レ』”
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空に浮かぶ星月に
負けず劣らず耀いて
負けず劣らず見え隠れ
だけど
生きていく上で
誰が見ても
誰がしても
“嬉シクテ”
“耀イテ”
心から思う
心から願う
“『良カッタ』”
“『AMEN…―』”
一時の感情だけど
一生の感情だから
経過する年月で
“綺麗事カ”
“偽善心カ”
悩むだけ悩んで
生れたての白色を
世の中色に染め上げて
荒んで黒く染まっても
海に映る星月に
負けず劣らず耀いて
負けず劣らず見え隠れ
だけど
生きていく上で
誰が見ても
誰がしても
“温カクテ”
“耀イテ”
切に思う
切に願う
“『有難ウ』”
“『AMEN…―』”
一瞬の感情だけど
一緒のココロだから
自分を知って
相手を知って
周りに…―
空に浮かぶ星月と
海に映る星月に
負けず劣らず耀いて
負けず劣らず見え隠れ
そんな…―
“とっておきノ笑顔ヲ”
“満ち足りた笑顔ヲ”
大切に
忘れずに
これからも…―
“『贈』”
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見えない君ノ横顔は
いつも寂しく穿かなげで
君ノ行動 日常ハ
砂漠ノ雨ヲ待ツヨウナ
愛ヲ欲シテ妖艶ニ
愛ヲ請ケテ豊潤ニ
サレド 君カラ誰一人
愛ヲ請ケタ者ハ無ク
見えない君ノ表情は
いつも切ない微笑みで
君ノ行動 日常ハ
砂漠ノ花ガ雨求ム
彷徨イ咲キ散ル軸捜シ
愛ト言ウ名ノ軸捜シ
愛ヲ欲シテ妖艶ニ
愛ヲ請ケテ豊潤ニ
サレド 君カラ愛授与ヲ
された者ハ居リマセン
授与ノ仕方ヲ識ラヌカラ
愛ヲ識ラナイ君だから
君ハ輝ク“太陽”デ
君ハ小サナ“蒲公英”デ
生キルニハ大キ過ギテ
示スニハ小サ過ギル
器ノ…―
“『Capacity』”
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硝子に写る姿から
自分自身が消滅し
窓に写る姿から
自分自身の衝動が
黒笑を浮かべて 呟くよ
漆黒 底に落ちるのは
自分自身の性質が
自分自身を放棄して
落胆 落命 落陽と
堕ちてオチて落ち込んで
硝子に写る姿から
自分自身を消滅し
窓に写る姿から
自分自身に哂われて
だけど
何より恐いのは
透明人間なる事で
怪奇現象出来なくて
寂しさと強がりで
誰にも見えない自分自身
漆黒 底に落ちるより
硝子に写らぬ自分自身
窓に写らぬ自分自身
画面だけの自分自身
音の鳴らぬ自分自身
心だけで
身体だけで
生きたくねぇ ッテ
勝手かな…―
矛盾を奏でる有神論
孤独で奏でる無神論
“自意識過剰”
“独リ善ガリ”
ソンナ 自我…―
“『嫌ダナァ...』”