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鴻の部屋


[114] 奇妙ナ出会イ...(悪ガキ編)
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いつもの帰り道
いつもの坂道

気持ちのままに
走りきって
肩で 息をしながら

いつもは気にも留めない
いつもは無関心な

坂ノ上の…―

『a Church...』

興味本位だったんだ
其処に
足を踏み入れたのは

少し疲れたから
言葉 ブチ撒けたかった…

ダカラ
祈ってみた

祈手組んで
唯 目蓋の裏
真っ暗なトコで

考えただけ
神様ってヤツに
ブチ撒けただけ

…妙にスッキリした…

『冗談 本気 半分』

椅子 丁度あったし
其処に
腰かけて

昔 噛っただけの
天使祝詞を歌ってみた…

ボーっと

何も
考えてねーよ?

少し休めたから
言葉 ブチ撒けたお詫び

…なんか
此処の神父サン
悪趣味みたいね…

何時 隣に座ったか
全く 憶えてねーってのに

あんたに気付いて
豆鉄砲食らった顔の
見ず知らずの美少年に(加除系。)

にっこり
営業Smileをかまして

“損得ノ話ー(Smile持続)

 君が君でいるために

 人から権利を得る
 必要はありません

 君が君でいるために

 自分を押さえる
 必要もありません

 自分らしく
 生きないと

 損 しますよ...?”

…だ そうな…―

何時 此処に来たか
全く 憶えてねーけども

依然 あんたに気付いて
豆デッポウ食らった顔の
見ず知らずの美少年(死語。)

我に還ってきましたが
ちょっと焦った後ですが

営業Smile 返しつつ

言っておくぜ 神父サン


『―…俺的名言集Ranking  入り致しました…―』


なんでか…

本当に
分からないけど…―

“『心 溶ケタワ』”

2007/10/25 (Thu)

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