詩人:鴻 | [投票][得票][編集] |
人の言葉なんて
偽リ2:本当1
そんな風に
思っていたんだ
“君ニ 逢うマデハ…―”
いつも
誰かの言葉を観察
いつも
誰かの好意を斬殺
“興味ナイ”
“面倒デス”
“だリィシ”
“ウザイよ”
Ne- 最低な俺
Ne- 最悪な人
こウ 成ッたノニは
理由ガ有ル
だけど
“深イ傷”
“消えたモノ”
そんな言葉で
“表ワセナイ...”
誰かを信じても
“打チ砕カレテ”
誰かを思っても
“哂ワレテ”
“誰ガ オ前等ナド…―”
“消えレばイい”
“死ネばイい”
俺自身が…―
“死ネばイい”
“消えレばイい”
何度 試シタダロウ…―
何処かを 切リ裂ク事
自分を 殺ス事
慣れたよ “コノ生活”
慣れたよ “コノ世界”
早く迎えが来る様に
何度 願ッただろう
その為に 生きてると
何度 荒んダだろう
真っ暗な部屋に
一つ 布団だけが置かれて真っ暗な部屋に
二つ 満身創痍な俺が
“置キ去リデ…―”
そんな部屋に
“何カ来タ”
そんな部屋に
“キミが来タ...”
キミは
俺を 思ッテ怒ッテ笑ッテ
“泣いた...”
“『人ノ人生ヲ
他ガ決メルナ...』”
俺が 言いたくて
見えぬ場所で耐エタ言葉
伝える場所の無カッタ言葉
それは
君がくれた 大切ナ光
真っ暗な部屋に 一筋ノ光
酬われない想い
結ばれない二人
君がくれたのは
忘れない様に
頑張れる様に
此処に居テ
此処で生キル
最大ノ…―
“『理由』”