詩人:鴻 | [投票][得票][編集] |
葉先ノ水滴
一粒ニ成リ
大地ニ堕チテ
消エル様ニ
浸透シタラ
虹ノ様ニ
見エナク ナッタ...
“好キナ事”
“自己ノ事”
“他者ノ事”
“明日ノ事”
“過去ノ事”
“今ノ事”
Aa- “渇イタ世界”
Aa- “渇イタ感情”
『心』が乾燥
『水』を要求
『Heart』が崩壊
『Gentle』を補給
さっきまで
あんなに輝いて
さっきまで
虹色 見えていた
ダケド…―
今はもう
夕日ト融合
見エナク ナッタ...
虹の様に
色素が
薄れていく
潤いで
鮮明に成る
時間に乗ったら
砂時計に入ったら
人は 今以上に
「愚かに 成るでしょう」
「醜く 成るでしょう」
―…ナラバ...
今はそっと 背を押そう
今はそっと 抱き締めよう
こんな世だけど
こんな世だから
“《出来ル事…―》”
渇いたら
潤して
心に
水あげて
“花ニ 水ヲあげよう?”
“蒸発 シテしまおう?”
枯れない様に
壊れない様に
誰かが
無くす前に
誰かが
補給して
満たされた
“《Thinkノ結晶》”
瞳から
零れたモノは…―
“『TEARS』”