詩人:夢広場 | [投票][編集] |
せめて、夢の中にくらい
出てきてよ・・
冗談ぽい君の笑い声
いいよ、出てやるよ
うなされても知らないからな
笑いながら返す僕
こんな冗談が言えるほどに
大人になった僕たち
時の流れは早い・・・
夢の中でいいから君に逢いたい
そんな気持ちを胸に秘めて
走り抜けた制服の頃
制服を脱いだ分
大人になったのかな
あの頃にこんな冗談が言えたなら
僕達はもっとたくさんの季節を
一緒に過ごせたことだろう・・
でももう遅すぎるんだよ
僕には守るべきものがある
今夜
君は
どんな夢をみる?
僕は君の夢をみよう
あの頃に戻って笑い合う僕たちの夢
目覚めたらきっと僕は泣いているだろう・・