海の向こう 虹の向こう

ここじゃないどこかへ

君はいつだって

僕以外の何かを探していた

部下 じゃなくて 道具

女 じゃなくて 玩具

そうじゃないよとは

言ってくれないのですね？

強い太陽の光 手をかざして

君の影を見つけたんだ

ふりむけば いつもみたいに笑う

僕はおかしくって泣いたよ

強気 ときどき 怖がり

澄んだ瞳 小さな胸

いつだって守りたい

my girl

ダメ出しは

「嫌いだから」で

励ましは

「嫌いだけど」ですか？

小さな僕は 雲の下

眩しい光は まるで幻想（ゆめ）

この手に残るは いつも影

仰いだ空に 太陽は見えますか

大切な想いは胸に結んだまま

君に伝えられる筈もなかった

今になって この恋を解いて

僕の心はどこへ辿りつくの

小さな胸を凍らせてしまわないで

怖がらないで 僕と手を繋いで

一緒に行こう 一緒にいよう

ねえ もう淋しくなんかないだろう？

この役立たずの脳細胞が

あなたという存在を刻むだけで

まるで薔薇色に輝きはじめる

幸せだけをつめこんで

僕のテリトリー

君以外の誰も入れてやらない

でも君だけが やって来ない

空っぽのテリトリー