KiraAyaの部屋
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[23] 迷い子
帰る場所なんてどこにもない
大地の上 空の下 あてもなく
ぼくらは永遠に迷い子のまま
それでも 笑って 歩いて
2005/06/04 (Sat)
[22] 廻想
今日よりも 昨日のほうが
幸せであったかというと
決して そうではないが
あの頃の二人に戻れたら
2005/06/03 (Fri)
[21] 初恋
凍った空の真ん中で
小さく胸が鳴いた
熱い頬に指先触れて
奇跡みたいなキスをした
2005/06/03 (Fri)
[20] ゆめおうきみV 〜ひまわり〜
太陽に憧れて
その姿を追い続けて
無様に枯れて行く僕を
君が知る事はない
2005/06/03 (Fri)
[19] 雨
雨の日の冷たい皮膚
凍りついた窓ガラス
君に逢いたい。
閉じこめた呟き
2005/06/03 (Fri)
[18] coldness
抱きあったところで
暖められるわけじゃない
氷のように冷たいのは
お前なのか 俺なのか
2005/06/05 (Sun)
[17] candy
小さいけれど 色とりどりで
口に含むと強烈に甘い
きっと そんなふうに
君を愛せたらいい
2005/06/01 (Wed)
[16] 夜想曲
病んだ気の流れに
遠い君を浮かべれば
泥にまみれた心臓に
モノクロームの花が咲く
2005/06/01 (Wed)
[15] 詩女
うたう女は気がふれている
鳥になりたいと 想う
雨になりたいと 想う
哭いて死んでいくだけの
2005/06/01 (Wed)
[14] 摩擦
彼は
現実と正常が崇高だと信じている
俺は
悪夢と狂気に満たされると信じている
2005/06/01 (Wed)
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